【第18回:準備】ダイヤの原石!役割を知って衛生推進者になろう

STEP.5について解説します

  • STEP.1
    教材室を片付けてみる
  • STEP.2
    不用品置き場①を作る
  • STEP.3
    校長と話す
  • STEP.4
    プレゼン資料を作る
  • STEP.5
    衛生推進者になる
  • STEP. 6
    職員会議でプロジェクトを立ち上げる
  • STEP. 7
    キックオフ!

ゆとり先生くん

今回は、衛生推進者の役割について学んでいきましょう。
エイッ!セイッ!

ベテラン校長さん

校長先生、突然ですが衛生推進者についてどこまで知っていますか?
校内の設備やー!教職員の健康状態をチェックしー!所要の措置を講ずる者のことでありまーす!オーース!

そうですね。あまり聞き馴染みがないのはどうしてでしょう?
目の前の子どものためー!学力の担保を最優先にした結果ー!ないがしろにされて来たからでありまーす!オーース!

でも今の喫緊の課題は「学校の働き方改革の促進」です。
ヤイ!

将来的に学力を担保できるよう、元からある衛生推進の概念を使って改革していくのです。今から解説しますね。
エイッ!セイッ!オーース!

はじめに

今回は、衛生推進者になることで改善していく方法を紹介します。

でも、ならなくても改善はできます。実際僕は、片付け大好きクレイジーお兄さん的なポジションで物を捨てたりしていました。

誰にも文句を言われないようにしたい人は衛生推進者になることをお勧めします。

また、衛生推進者になるには、講習を受けて証明をもらい、4月に学校が始まってから14日以内に校長に任命してもらう必要があります。そもそもなれる期間がとても短いことも知っておきましょう。

【気になったらチェック】

【快適な職場作りの専門家】衛生推進者になるには

言葉からザックリ抑えましょう

衛生推進者を一言で言うと

働きやすい職場を作る人のことです。

職務内容は次の通りです

  1. 健康障害・労働災害を防止する
  2. 教職員へ衛生教育を行う
  3. 健康診断を行う
  4. 危険箇所を調べて改善する
  5. 安全衛生に関する指針を示す
  6. 安全衛生に関する計画を立てて実施する
安全衛生が、ふわっとしか分かんないなあ。

安全衛生とは

先生たちが健康・快適・豊かに働けるように行うこと全般を指します。

つまり、昨日より良い環境になるであろう取り組みは全て安全衛生に含まれます。

安全衛生は、「労働安全衛生」とか「労働衛生」とか「労安」などと呼ばれることもあります。

具体的に何をするか

みんなが助かることであれば何でもいいです。

これまでなら例えば、「業務負担の解消のために仕事の見直しをする」とか「パワハラやセクハラを防止するために校長と相談して解決に努める」などがありました。

それが最近、働き方改革も求められるようになりました。

ですから、「労務管理のためにタイムレコーダーを導入する」とか「時短術を広める会を開催し、早く帰るノウハウを伝える」など、残業時間が減るような取り組みを中心に進めるのが良いのではないでしょうか。

これまで大切にされてこなかった衛生推進者の存在価値を高めて職場改善をしていきたいですね。

根拠をしっかり抑えましょう

衛生推進者を置いて業務改善を行うことは労働安全衛生法に定められています。

(目的)

第一条 この法律は、労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)と相まつて、労働災害の防止のための危害防止基準の確立、責任体制の明確化及び自主的活動の促進の措置を講ずる等その防止に関する総合的計画的な対策を推進することにより職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することを目的とする。

労働基準法にも定められています。

第四十二条 労働者の安全及び衛生に関しては、労働安全衛生法(昭和四十七年法律第五十七号)の定めるところによる。

 

文科省もパンフレットを作って後押ししています。

学校においても「労働安全衛生法」に基づき 労働安全衛生管理体制の整備が求められています!

参考 学校における労働安全衛生管理体制の整備のために

 

学校における働き方改革特別部会もこんな風に言っています。

教師が疲労や心理的負担を過度に蓄積して心身の健康を損なうことのないようにするためには、長時間勤務を是正することに留まらず、労働安全衛生の観点から必要な環境を整備することが必要である。

参考 学校の労働安全衛生管理の在り方について

もはや、やらない理由を探す方が難しいですね。

責任の所在を抑えましょう

職場環境が劣悪なのにも関わらず業務改善を放置し続けた場合、誰が悪いことになるの?

労働基準法と労働安全衛生法では「事業者」に責任があります。つまり、公立小中学校なら市区町村の教育委員会。私立学校の場合は各学校の経営者です。

 

じゃあなぜ教育委員会は罰せられないの?

労務管理できていることになっているからです。

正確にいうと、「労務管理されているのかどうか、詳しくは調べてないけど多分やってる。だって各学校に聞いたら管理体制はあるって言ってたから。まあ、うまく運営できているかまでは調べてないから知らないけど。」といった具合だと思います。

 

学校がずさんな管理をしていたら世間や保護者はどう思うかな?

もちろん、「学校の責任だ!」と思います。

法的にも責任の所在は教育委員会にあるのですが、これが現実です。

悔しいけど各学校で変わるしかないです。

おわりに

今から46年前の1972年に労働安全衛生法が施行されました。

キムタクや中居くんが生まれた年です。これにより日本の労働災害は激減しました。その後、建設業にも普及して行き、現在では安全に関する研修や労務管理が行われるようになりました。

しかし、残念なことに学校には浸透しませんでした。

 

新人に十分な研修が行われない。

体を壊すまで無制限に働く。

限度を超えた部活動の指導をする。

 

これらは全て安全衛生をないがしろにしていたからなんですね。

ですから、衛生推進者になって安全衛生の価値を高め、一から学校を立て直して行きましょう。

さあ。そうと決まれば他の先生に提案するための計画を練りましょう。
エイッ!セイッ!オーース!

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