【第22回:実践】不用品置き場を運営してみよう

ゆとり先生くん

前回は、職員室の中に児童机を置いて不用品置き場を作りました。今回は、そこにモノを置いて捨てるまでについて解説します。
前回は蛇口を作ったから、今回は水を流していくって訳ね。

ベテラン校長先生

楽しみ!

新婚先生ちゃん

ステップ①  モノの流れを知ろう

モノは流しソーメンと同じ要領で不用品置き場①に流していきます。

学校準備室から流れたモノは、職員室を経由して不用品置き場①に溜まります。

捨てる前にみんなで確認すれば安心です。

ステップ②  捨てていいモノ、だめなモノ

捨てていいモノは、今使っていない物多すぎる物壊れている物古い物などです。

捨ててだめなモノは、今使っている物新しく来た教材PTA会費で購入した物保管書類などです。

じゃあ、存在が忘れられているモノは大抵ゴミね。

新婚先生ちゃん

ステップ③  捨てるモノをピックアップしよう

ここが学校準備室なんですね。初めて入るかも。

一般の教員にはなじみが薄いかもね。

学校準備室って教頭さんとか教務主任さんが管理しているよね。いらないモノだって私たちが勝手に判別していいの?

その辺が難しいと感じがちですよね。そんな時のための技を1つ教えますね。

【時間がなくても教務主任と協力して物が片付けられる方法】


①まず箱を2つ用意します。

 

②1つ目の箱に不用品置き場に持っていく物を詰めます。

 

③時間があるときに教務主任にチェックしてもらい、やっぱり取っておく必要がある場合は2つ目の箱に移動させてもらいます。

 

④1つ目の箱に残った物が不用品です。

これなら時間がない時にもできそう!

ステップ④  廃棄札と移動札を貼ろう

不用品置き場に置いた物には廃棄札移動札を貼ります。
じゃあまずはワシから。

これでヨシ!

校長先生めっちゃ可愛い字書きますね。
チェックボックスに丸打つ人初めて見ました。

いいの!


じゃあ今度は私が。

コメント欄はこんな風に使えばいいですか?

完璧です。
完璧です。

ステップ⑤  実際に運営してみよう

これで廃棄システムが完成しました。ちょこっと説明します。

職員室の中から500kgモノを捨てるファーストステップが終わりました。あとは1ヶ月くらい運営できれば勝手にモノが減っていくことになります。

あなたがやることは、教材室から1つずつモノを持ってきて置くだけ。10分もあればできます。簡単でしょ。

 

そして、この日から職員室が「毎日モノが1つずつ減っていく環境」になります。

モノが減ることが日常化するとどんないいことがあると思いますか?

1週間目くらいで、見た目にスッキリします。

2週間目くらいで、学校は不要なモノで溢れていることを実感します。

3週間目くらいで、行事とかも減らせないかな?という声が自然に上がります。

4週間目くらいで、具体的な削減案を話し合う土壌ができます。

最後の一文が本当に重要です。

働き方改革のために減らす空気さえ作ることができれば、「もっとこうなればいいのにな」という想いは全て叶いますよ。

興味をもったら是非トライ!

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