- STEP.1教材室を片付けてみる
- STEP.2不用品置き場①を作る
- STEP.3校長と話す
- STEP.4プレゼン資料を作る
- STEP.5衛生推進者になる
- STEP. 6職員会議でプロジェクトを立ち上げる
- STEP. 7キックオフ!
ゆとり先生くん
ベテラン校長さん
職員の健康のために
近年、学校へのニーズが高まり、通常業務も業務以外の対応も増え過ぎました。普通にやっていたら終わりません。
確かにニーズは増えました。でもやり過ぎているのは先生です。先生は真面目だから子どものことを考えるとどんどんやってしまいます。先生は真面目だから勤務時間を超えてやっていることは全て子どものためだと言って自分の体に嘘をつきます。
でもそうじゃない。大事なのはいかに勤務時間内に教育をするかです。できないなら潔く削る。それが今、本当にすべきことです。
一番は職員の健康。勤務時間を守る。休憩を取る。これは絶対。二番に子どもの教育です。
職員の健康を守ることは職員にしかできないのです。
衛生推進者として職員の健康を守る
衛生推進者は職員の安全と健康を守る専門家です。10人以上50人未満の中規模の事業所で選任が義務づけられています。(労働安全衛生法第12条の2、労働安全衛生規則第12条の2)
専門家と言っても先生が担うことになりますので、仕事的には1つ増えます。
衛生推進者講習を受けて資格を取得したら、新年度が始まって14日以内に職場で衛生推進者として任命してもらいます。どこかに届出を出す必要はありませんが、任命されたら名前が分かるように前に掲示しておきましょう。
この資格は労働安全衛生法により、労働基準局長が定める衛生推進者養成講習を修了した者だけに与えられる資格です。したがって、他の先生とは違った立場でものが言えるようになるんですよ、ワトソン君。
キックオフスピーチをしよう
改革のスタートはスマートに15分で行います。資料を配り、以下について短く話します。
- 教育界を取り巻く現状
- 衛生推進者の意義と法的根拠
- 学校の課題
- 改革の目的とテーマとゴール
- 活動を貫く考え
- 具体的に誰が何をするのか
- 計画予定表
これに肉付けして話せば大体大丈夫だと思います。
ここまで端的に話すためには、やっぱり念入りな準備が必要ですね。
これから改革をしてみたいと思った先生へ
もしもこのブログを読んで少しでも学校を変えたいと思った方がいらっしゃったら、まずは仲間を集めてみて下さい。僕が勤務校で行なっている改革も仲間の先生が大きな力となってくれています。
仲の良い先生に打ち明けるもよし。ベテラン先生に打ち明けるもよし。結局、教育について話をする時間が大切なのです。
きっと学校の5Sの考えは今後多くの学校に取り入れられることになると思います。
それは労働安全衛生を軸にしているし、超低予算だし、今のニーズに合っているから。どの学校にも合うようにデザインしました。
今始めれば時代を先取りできるかも。
願わくばトップダウンではなくボトムアップ。若手の先生が柔軟な発想で改革を推進してくれると嬉しいです。
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