ゆとり先生くん
ベテラン校長さん
新婚先生ちゃん
新婚先生ちゃん
新婚先生ちゃん
今、何もしないとどうなるの?
もう随分と前から学校の働き方改革が大きな話題となっている。しかし、ほとんどの学校がなかなか労働問題を解決できずに相変わらず環境での教育を強いられている。2020年度は教育改革元年。一体何が起きるのだろうか?来年度の小学校教育現場を予想する。
まず始めに、外国語が教科化されプログラミングが必修化する。これにより日課表が変更される。6時間授業の日が増え、休み時間が削られる。児童は課題を次々に消費させられ、教員は1人あたりの持ちコマ数が増え余裕がなくなる。そうしてバタバタと日々は過ぎ、新しく始まる教科へ対応するために残業が増える。
働き方改革の流れを受け、様々な行事や業務が削られ、早く帰ることを催促される。短い時間で最大の効果を発揮させるため手段を目的化する。教育効果もさほど無い「やってる風」な授業が増え、児童も保護者も教員も次第に学校が分からなくなる。教員志望者が減り、倍率2倍を下回る自治体が増える。それでも教育は続いていく。
何もしないでこの通りになるか、きちんと考えて修正をするか、僕らは時代の瀬戸際に経っている。
不用品置き場の場所を決めよう
令和時代の働き方 どう作る?
僕が考える学校の働き方改革はこうだ。
まず、労働環境を改善するために学校内で労働安全衛生の価値を高める。衛生推進者を中心に労働安全衛生法や労働基準法に則った改善を行い、職員同士、学校についてよく話し合う場を設ける。
次に「学校の5S」に取り組む。5Sとは、整理・整頓・清掃・清潔・習慣のこと。職場の大規模な断捨離を行い、余った棚や机を適切に配置し職員室のレイアウトを効率的なものに変更する。その過程を上手く見せることで同時に職員の意識改革もしていく。
次に意見共有のためのボードを置き、学校の改善案を募集する。行事や業務を精選し、課題はすぐに解決させる。6ヶ月かけて学校が変わってきたら、情報やタスク、目標を共有する。ここまでしてやっとスタートライン。全員が同じベクトルで進むことができるようになってはじめて教育改革に対応できるようになるのだ。
2020年まであと1年。令和時代の教育は「今」にかかっている。
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