ゆとり先生くん
ベテラン校長さん
5Sの10の強み
「うちの学校でも学校の5Sをやってみたいけど、賛同が得られるか不安」「新しいことをやるためにはお金がかかるんでしょ」と悩んでいる方のために、5Sの強みを10個ご紹介します。
強み1:時代の流れに合っている
文科省は緊急提言を出して、「先生の働き方を何とか変えてくれ〜」と訴え始めました。学校の働き方改革をするのは、これからの時代は善です。
強み2:勤務時間内でできる
文科省は、「働き方改革して」と言いつつも「残業時間も減らしてちょ」とも言っています。5Sは主に夏休みや冬休みを使って進めるので大丈夫です。
強み3:お金がかからない
学校の5Sは断捨離が大部分を占めます。トラック2台分の物を捨てていくつか備品を買ったとしても20万円程度で済みます。
強み4:経費の削減になる
学校は余剰品に溢れています。無駄なものを買わなくなるので節約になります。
強み5:すぐできる
自分の身の回りだけなら明日からできますし、学校全体でも来月からできます。取り組み始めたらすぐ変わります。
強み6:誰でもできる
改革は校長によるトップダウンで進めるのが望ましいですが、別に誰がやってもいいんです。僕は初任者の時に声をあげました。
強み7:学校がチームになる
学校の課題を乗り越えるためには、事務さん、保健室の先生、用務員さんの協力が欠かせません。1つの目標を目指すことで学校で働く人みんながまとまります。
強み8:目に見えて変わる
物が減ったり整頓されたりして、成果が目に見えて分かります。モチベーションが保ちやすいものは継続できます。
強み9:意識改革ができる
長時間労働の原因は、先生達の時間に対する意識の低さも原因の一つだとされています。意識にまでアプローチできる方法は他にありません。
強み10:アナログである
学校は結局アナログを好みます。「ITで可視化して効率アップ!」よりも、「みんなで一生懸命片付けて効率化を!」の方が年配層にもウケます。
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