【第13回:準備】学校の四次元ポケット!不用品置き場を作ろう

STEP.2について解説します

  • STEP.1
    教材室を片付けてみる
  • STEP.2
    不用品置き場①を作る
  • STEP.3
    校長と話す
  • STEP.4
    プレゼン資料を作る
  • STEP.5
    衛生推進者になる
  • STEP. 6
    職員会議でプロジェクトを立ち上げる
  • STEP. 7
    キックオフ!

ゆとり先生くん

今回は不用品置き場の作り方について学んでいきましょう。
よろしくメカドック

ベテラン校長さん

校長先生、突然ですがミニマリストって知ってますか?
物を最小限しか持たない人のこと?

そうです。僕、22世紀になって四次元ポケットが発明されたらミニマリストになりたいんです。持ち物を全部しまいます。
何もない部屋に四次元ポケットと君だけいる画は怖いね。

でも、好きな時に出したりしまったりできるのってすっごく便利だと思うんです。
そうね。

学校も同じです。不用品置き場をうまく活用すると、すごく便利になるんですよ。今から解説しますね。

不用品置き場とは

不用品置き場とは、学校の中にある「今必要ない物」を貯めておく場所です。

棚や備品、廃棄予定の物などです。

できるようになること

学校に不用品置き場があるとできるようになることが増えます。

例えば

目の前からとりあえず物をなくせる

「この棚、使ってないし邪魔だな〜」

「この顕微鏡、壊れたからいつか捨てたいな〜」

と思った時に、すぐにどかすことができるようになります。

棚を貯めておける

どかした棚は一箇所にまとめることで効率よく管理ができます。

「廊下に忘れ物置き場を作りたい」

「教室に収納棚が欲しい」

といった要望に光の速さで応えられるようになります。

新しく棚を買う必要もありませんので学校のお財布にも優しいです。

散らかるのを防げる

使い勝手の悪い棚をいつまでも使っていると

使い勝手が悪い→物が溜まる→更に使い勝手が悪くなる、という負のループに入っていきます。

散らかりにくい棚に変えることで片付ける手間も省けます。

どこに作るのがよいか

不用品置き場は、校舎の1階で尚且つ屋根がある場所に作ります。

屋外だと棚の再利用ができません。2階以上に作ってしまうと廃棄品を捨てる際、運ぶ手間が発生します。

ですから、1階にある使用していない教室が理想です。

ない場合は屋外の屋根のある場所でも構いません。

(勤務校では、自転車倉庫の中を片付けて5畳ほどのスペースを確保しました。)

不用品置き場の活用をイメージしてみよう

ちょっと考えてみましょう。
親切

こういう状態の職員室や教室などがあると想定します。
はいはい

このままだと、動線や作業効率が悪いので模様替えをして整えてみましょう。

まず、職員室が狭いので大きい棚はどけましょう。教室Aのバラバラの棚も1つにした方が使いやすそうですね。
教室Aの棚は不用品置き場にストックしておくのね。

職員室の棚をそのまま教室Aに活用しました。
職員室にスペースができたね。

職員室の形や配置がバラバラな棚はできれば統一したいですね。教室Aの棚もあまり使っていないそうなので撤去しましょう。

なくなるだけでも気持ちいいね。

あとは代わりの棚と動線を考えて不用品置き場から再配置してみましょう。
じゃあこんな感じでどうかな。

教室Aの小さい棚は黒板近くに。職員室の中も整えて。

職員室の棚の種類を同じにして

完成!

いいですね。不用品置き場にも棚のストックができました。
ワシにもできた!

このように、不用品置き場を上手に活用すると効率の良い環境が作れるんですよ。
実際にやってみたいワン!

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