【第6回:準備】学校って独特!改革を始める前に知っておきたい心構え

こんにちは。ななつめのやつはしです。

僕は教員になってからもうずっと「アップデートされない焦り」を感じて仕事をしていました。その焦りを解消しようと自分なりに考えてあがいてきました。

実際に行動する中で、初めの頃は分からなかった学校独特の問題や先生たちの気持ちなどが浮き彫りになってきました。

行動編に入る前に、知っておくと気が楽になることをいくつか残しておこうと思います。

迷ったらこのブログに帰ってきて下さいね。

改革を始める前に知っておきたい心構え

1、正しいことが正しいとは限らない

学校という場所は独自の文化が発展しています。正しいことを言っているのに誰にも通じないことがよくあります。

2、同じ情報を共有しているか考える

「勤務時間や休憩時間」「超勤4項目」「勤務時間外に及ぶ部活動の強制問題」これらを1つだけ知っているのか、3つ全て知っているのかでアプローチは変わります。

3、人を責めずに環境を責める

あそこの段差でいつもつまずくからあの人はダメだ。ではなくて、人をつまずかせるあそこの段差はダメだ。というように、ミスが起きない環境に変えてあげましょう。

4、学校に必要なものは少ない

捨てていけないものは要録や数年保管の書類、備品、鍵などです。あとの物は必要なものではなく「必要だと思い込んでいる物」の可能性があります。よく考えてみましょう。

5、大切にしているものは人それぞれ

自分から見れば価値がない物に見えても、その人にとっては思い入れがある物だったりします。捨てる前に必ず確認を取って下さい。

6、嫌われようと思うと好かれる

「こんなこと言うと嫌われるかな」と思うかもしれませんが大丈夫です。学校の5Sは組合の先生が職員会議に物申すのとは違います。嫌われるつもりで発言したら逆に評価が上がりました。そんなものです。

7、これは仕事です

言うまでもなく職員室は仕事場です。自分の好きな所に物を置いてはいけないし、勝手に場所を変えるのもいけません。やりっぱなし出しっぱなしを減らす努力が必要です。

8、良くも悪くも管理職次第

うまく改革が進んでも、管理職が乗り気じゃないというパターンもあります。そうすると、少し変わっただけで定着せず、効果が十分に発揮されません。管理職とよく話をして活動の意図を伝えたり、ビジョンを共有することが大切です。

定着には数年かかります。実験のつもりで気長にやりましょう。
忍耐も必要なのね。

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